戸建て中古住宅

付帯設備表と物件状況確認書

中古住宅の売買の際、「付帯設備表」と「物件状況確認書」というものが付いてきます。

それが何かと申しますと…

売主が買主に、「物件がどのような状態か」について売主が知っている事実を記入するものです。

 

付帯設備表とは

「付帯設備表」というのは、物件の各設備(エアコンや照明など)に対して

「どのような状態か」、「どのような状態で引き渡すか」をまとめたものです。

「水回り部門」、「居住空間部門」、「玄関・窓・その他の部門」に分かれており

設備の有無の欄には「有」「無」「撤去」の項目があり、チェックを入れるようになっています。

また故障などがある場合は、備考欄に「故障」と書かれています。

↓こんな感じの表になっています。

付帯設備 付帯機能等 設備の有無 備 考
流し台 □有・□無・□撤去
換気扇 □有・□無・□撤去
オーブンレンジ (電気・ガス) □有・□無・□撤去

上記の表は一部抜粋例ですので、項目はもっとたくさんあります。

<水回り部門>

◆キッチン関係

◆浴室・洗面設備関係

◆トイレ・洗濯機関係

<居住空間部門>

◆空調関係

◆照明関係

◆収納関係

<玄関・窓・その他の部門>

◆下駄箱、インターホン、カーポートなど

 

物件状況確認書とは

「物件状況確認書」というのは、土地や建物、周辺環境について記入されたものになります。

過去に雨漏りがあったか、建物の傾きや地盤の沈下(軟弱)などの情報や、近隣の騒音、事件、事故などが記載されています。

↓こんな感じの表になっています。

項 目 状 況
雨漏り □現在まで雨漏りを発見していない

□過去に雨漏りがあった

箇所:

修理工事:未・済    年  月頃

□現在雨漏り箇所がある

箇所:

地盤の沈下、軟弱
騒音・振動・臭気等 □知らない・□知っている

状況:

上記の表は一部抜粋例ですので、項目はこれ以外にもあります。

この内容に虚偽があった場合、契約条項違反となるのですが、これがまた、ひと癖あるので注意が必要です。

 

例えば、私の家も住宅を購入した際に「物件状況確認書」を頂きましたが

「雨漏り」の項目には「現在まで雨漏りを発見していない」にチェックがあります。

「地盤の沈下、軟弱」の項目には「知らない」と直筆で書かれています。

他にも項目があるのですが、ほぼ「発見していません」「知りません」というふうに書かれています。

ここがミソなのですが、「ない」と断言していないところです。

「ない」「知っている」など断言した部分に瑕疵があった場合、

売主に修復をお願いすることも可能ですが

「発見していない」とか「知りません」となると修復してもらえる可能性は

ほぼゼロと思った方がよいと思います。

「知らないものは知らない」と言われてしまったら、どうしようもないのです。

売主が知っていたのも関わらず、買主へ意図的に告知しなかった欠陥や不具合については

説明義務違反による契約解除や損害賠償義務が発生すると、なっていますが

それが意図的に告知しなかったかどうかを証明することは困難です。

「付帯設備表」や「物件状況確認書」は大切な書類ですが、それがあるから安心というわけではないのです。

最終的には買い主の自己責任ということになります。

やはり購入前に建物検査はやっておくほうが良いと思います。

 

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中古住宅の購入時の注意点、日々の生活を綴っています。